三陸おのやブログ

     三陸釜石から、「美味しいお魚料理」に
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IoTと水産業

 

店主の小野です。

 

先日テレビを見ていたら、興味深い番組をやっていました。「IoT」技術を応用した魚の養殖についてで、魚の食欲を感知するシステムを開発し、餌の自動給餌を実現しているとのことでした。その結果、餌の食べ残しが減り給餌のコストが大幅に下がると同時に、大幅な省人化が図られる訳です。

 その先進的な取り組みに感心していたら、新聞でも、養殖魚技術について別の切り口の記事を目にしました。それは、赤潮対策に生け簀ごと、まるで潜水艦のように潜らせて、赤潮を回避する技術が実用化されているという内容でした。

 赤潮というのはプランクトンの異常発生によるもので、海流や水温により生じるために対策がないとされていました。それが、発生の探知から対策まで、コンピューターシステムが応用されるようになったというわけです。

 

近年、日本の漁業を取り巻く環境は大きく変化しています。私が高校生の頃、日本の年間の水揚げ量は1000万トンと習った記憶がありますが、今はその半分程度でさらに減少傾向にあります。

 もちろん、天然魚の漁獲については世界的な取り組みが必要ですしこのまま減少し続けるとは限りませんが、世界中で魚食文化が広がっている中で、日本の漁獲量が大きく反転するとは思えません。

 

労働人口が減少していく中で、このような省人化を組み合わせた養殖技術が日本中に広がっていくことも重要なことだと考えます。2018年は、そのようなうねりがさらに大きくなることを期待しています。そして、高品質で安全性の高い養殖水産物を我々水産加工業界も活用し、三陸産など天然の美味しい魚も組み合わせて、日本ならではの「魚食文化」を世界に広げていきたいと思う次第です。

|-|-|by onosyokuhin


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