三陸おのやブログ

     三陸釜石から、「美味しいお魚料理」に
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イタリアに学ぶ「ブランド」作り

 店主の小野です。新たな年もスタートしました。 我々も、震災からの復興から次のステージを目指して、新たなスタートを切る年にしたいと考えています。

 

 新たなステージの一つが海外での事業展開です。魚料理を含めた「和食」が世界的に人気を集め、日本への観光客が毎年増加している中でチャンスがあるはずと2年ほど前から模索を始めているところです。

 

 事業を伸ばしていく上で重要な事が「ブランド」作り。2年ほど前にある勉強会でイタリアに行き、素晴らしいケースを勉強させて頂いたことがあります。

 

 

 

 

 訪問した先は、イタリアの「パルマ」。ここで、あの有名な「パルミジャーノ チーズ」工場と、「パルマハム」工場を見学することができました。

 

 「パルミジャーノ チーズ」の年間生産高はおよそ1500億円。訪問するまでは、大企業が中核的な役割を果たしているのだろうと思っていましたが、実際には従業員10-15名程度の小規模企業が、小さな地方都市に300件ほど集積し、ブランドを形成していると聞いてびっくりしました。これは「パルマハム」全く同様だということでした。

 

  その300件の小規模企業が一つの組合を構成し、その組合が品質管理からマーケティング、販売戦略を担っているのだと聞きました。構成している小規模企業は、海外戦略などの特別なスキルは必要ありません。彼らは、自分たちで決めた原材料のこだわり、作り方のルールを愚直に守り、美味しいチーズ作りに精を出しているのです。

 それを組合の品質管理部門が厳正に品質確認し、合格証を発行し「ブランド マーク」をつけていくのです。

 

 そのブレのない品質が世界的に評価され、次第に世界中で「パルミジャーノチーズ」、「パルマハム」の人気が高まってきたのです。このシステムが素晴らしいと思いました。

 

 我々が、この学びをどのように生かしていくか簡単なことではありませんが、少なくとも「美味しさ」を生み出すための「原料品質」、「作りのこだわり」を妥協をせずに貫いていくことが、お客様の信頼につながることは同じだと思います。

 また、和食は様々なメニューを組み合わせることが特徴の一つです。同じ志を持つ他の食品業界の人達と協業することも一つの方法かも知れません。

 

 いずれにしても、小さな実験を少しづつ重ねて行きながら、ファンを作っていくのみです。

 

 

 

 

 

|-|-|by onosyokuhin


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