三陸おのやブログ

     三陸釜石から、「美味しいお魚料理」に
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秋漁の始まりを迎えて

 

 

店主の小野です。お盆休み明けの17日は、これまでの暑さが嘘のように一気に気温が下がり肌寒いような一日でした。

家に戻ると、県内ニュースで大型サンマ漁船6隻が初出漁し、順調にいけば来週には水揚げされる見込みだと報道されていました。

 

いよいよ、秋漁が始まります。

 

昨年は、この地域の誰もが経験したことのない不漁に泣かされた年でした。三陸の3大魚種と言われる「サンマ」、そして「スルメイカ」、「秋サケ」が壊滅的だったのです。「サンマ」は、震災前は25−30万トンの水揚げだったのが、10万トンほどに減少した上、大型サイズが少なく味覚的にも今ひとつでした。「スルメイカ」も震災前に比較すると、約70%の減少。「サケ」も前年度を大幅に下回り、過去最低の水揚げに終わりました

 

これらの魚種について過去20年ほどの漁獲量の推移を見ると、共通した変化がみられます。何が原因になのかは分かりませんが、明らかに、2011年の東日本大震災の年から減少傾向が続いているのです。それを考えると、今年も劇的な水揚げ回復は難しいと思わざるを得ません。

 

そのような状況の中で、我々水産業界が目指すべきは、より高鮮度・高品質の「水産物・水産加工品、お総菜」をつくり、適正な価格で流通させることなのだと思う次第です。

 小売り業界、外食業界のバイイングパワーの強い日本では、正直、簡単なことではないとは思います。でも、三陸・北海道で水揚げされるこれらの魚種を使った料理は多くの日本人が好みますし、インバウンドや海外でも同様です。

 

魚食が急激に伸びているアジア、そしてヨーロッパ、アメリカでも、魚料理は肉に比べて価格が高いのは当たり前の時代です。そんな時代に生き残っていけるようチャレンジを続けていこうと思います。

 

 

 

|-|-|by onosyokuhin


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