三陸おのやブログ

     三陸釜石から、「美味しいお魚料理」に
               取り組む、奮闘記です
  

<< 鵜住居駅周辺へ | main | 秋の味覚 >>

40年前の思い出

 

店主の小野です。この週末は大阪でした。

 

大阪は、大学を卒業した就職した場所。わずか3年間だけでしたが、今も自分が大切にしている「考え方」を学ばせてくれた町です。私にとって、その「道場」とも言える場所の一つが、ここでした。

 

 

就職した大手量販店では、京都 西陣のお店で「水産売場」を担当していました。繊維不況で町全体が不況の真っ只中で、過去最低の来客数が続く中、なんとか自分の売り場の成績を上げようと、休みになると評判のいい魚売り場を探して見に行きました。

 

 当時、日本で一番素晴らしい売り場を作っていると評判が高かったのが、この百貨店です。例えば「秋のサンマの演出」、当時は新サンマは塩漬けで「木箱」に入れられ流通したものです。 我々は、バイヤーの指示に従い、単純に2尾、3尾、5尾パックのトレイパックを売り場に並べていましたが、ここでは全く違いました。青々とした演出用の「ヒバの葉」をたっぷり使い、木箱のまま売り場通路に山積みにして販売していました。

 ”旬を告げる新サンマの入荷”を見事に演出し、爆発的に売れる様子を目に焼き付けるため、トイレに駆け込んではメモ帳にスケッチしたものでした。

 

 店にもどるとバイヤーに稟議を上げ、売上苦戦の対策案として自分の売り場「単独」でのフェアをやらせてもらいました。いつも初日は好成績なのですが、極端に客数が落ちた2日前若しくは3日目のため、在庫を残してロスを出す・・・、そして結果を出せない・・・。 でもありがたいことに、何度失敗しても担当バイヤーは新人売り場担当者のドンキホーテのようなチャレンジを認めてくれました。

 

 そのチャレンジが、大きく花開いたのが京都の次に担当した大阪の大型店でした。全社で4番目の大型店だったこの新店では、前売り場とは全く異なり、自分のメモ帳に書いた「季節毎の売り場作戦」で見事に結果を出し続けることが出来ました。

 

 その時に心に刻んだのが、”いくら努力しても結果が出ないときもある。でも、やり続けていればいつか花が咲く”という事です。本当に貴重な3年間でした。

 

 

 

 月に一度開催される本部での担当者会議。重い足取りで京都から大阪の野田に向かいましたが、帰る時は会議の嫌なことは忘れ、仲間と楽しんだのがこのエリアです。「二度漬け禁止」?、最初は何のことが分からなかったのですが、気さくに教えてくれる客同士のやりとりも楽しく、安い料理とお酒を楽しんだものでした。

 

 40年経っても、全く替わらないこの町を遅くまで楽しんだ大阪の夜でした。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

|-|-|by onosyokuhin


ご注文・お問い合わせはこちら

受付時間 9:00〜17:00 月〜金(祝祭日を除く)
24時間受付

注文用紙のダウンロードはこちら